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インプラント専門院を選ぶ5つの基準——後悔しないクリニック選び
治療
公開:2025.09.10更新:2026.03.228分

インプラント専門院を選ぶ5つの基準——後悔しないクリニック選び

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東海林弘子 院長

監修:東海林弘子

ORCインプラントクリニック大磯 院長 / ICD Fellow

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【結論】後悔しないインプラント専門院選び、5つの基準

インプラント治療で後悔しないためには、信頼できるクリニックを選ぶことが最も重要です。この記事では、インプラント専門院を選ぶための5つの具体的な基準(①CT設備の有無、②術者の専門性・症例数、③静脈内鎮静法の対応、④アフターケア・保証体制、⑤インフォームドコンセントの質)を解説します。これらの基準を参考に、ご自身に合ったクリニックを見つけ、安心して治療に臨みましょう。

クリニック選び 5つの基準

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CT設備の有無

3D-CTによる精密な診断が可能か

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術者の専門性・症例数

インプラント専門医の資格・実績

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静脈内鎮静法の対応

痛みや恐怖に配慮した麻酔体制

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アフターケア・保証体制

術後の定期メンテナンス体制

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インフォームドコンセント

丁寧な説明と同意のプロセス

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インプラント治療とは?失った歯を取り戻す仕組み

インプラント治療とは、事故や虫歯、歯周病などで失われた歯の機能を回復させるための治療法の一つです。歯が抜けた部分の顎の骨に「インプラント体」と呼ばれるチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に「アバットメント」という連結部分を装着し、さらに「上部構造」である人工の歯を取り付けます。最大の特徴は、インプラント体が顎の骨と直接結合する「オッセオインテグレーション」という現象を利用する点です。これにより、まるでご自身の歯のような安定した噛み心地と、自然な見た目を取り戻すことが期待できます。ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がないことも、大きな利点と言えるでしょう。

インプラント専門院を選ぶ5つの基準——後悔しないクリニック選び - セクション区切り
03

インプラント治療のメリットと注意点

インプラント治療には多くのメリットがありますが、同時に注意すべき点も存在します。メリットとしては、①天然歯に近い感覚でしっかりと噛める、②見た目が自然で審美性に優れる、③隣接する健康な歯を削る必要がない、④適切に手入れをすれば長期的に機能する可能性がある、といった点が挙げられます。一方で、注意点(リスク・副作用)として、①外科手術を伴うため、術後の痛み、腫れ、出血、稀に神経の損傷などが起こる場合があります。②治療は保険適用外となるため、費用が高額になる傾向があります。③治療期間が数ヶ月から1年程度と比較的長期間にわたります。④治療後はインプラント周囲炎を防ぐための定期的なメンテナンスが不可欠です。また、全身の状態や骨の量によっては治療が適さない場合があることも理解しておく必要があります。

— POINT

インプラント治療が向いている人・向いていない人… … 次のセクションで詳しく解説します。

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インプラント治療が向いている人・向いていない人

インプラント治療は多くの人にとって有効な選択肢ですが、すべての人に適しているわけではありません。この治療が特に向いているのは、歯を失ったものの、ブリッジのように健康な歯を削りたくない方や、入れ歯の装着感や見た目に違和感がある方です。また、ご自身の歯と同じように食事や会話を楽しみたいと強く願う方にも適しています。一方、治療が向いていない可能性があるのは、重度の糖尿病や骨粗しょう症など、外科手術のリスクが高い全身疾患をお持ちの方、顎の骨の量や密度が著しく不足している方です。ただし、骨の量が少ない場合でも、骨造成という追加の手術によって治療が可能になるケースもあります。また、口腔内の衛生管理が難しい方や、妊娠中の方も適用が慎重に判断されます。最終的な適否は、歯科医師による精密な検査と診断に基づいて決定されるため、まずは専門医に相談することが重要です。

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後悔しない!インプラント専門院を選ぶ5つの基準

インプラント治療の成否は、クリニック選びにかかっていると言っても過言ではありません。後悔しないために、以下の5つの基準を必ず確認しましょう。

基準① CT設備の有無 安全で正確なインプラント治療には、顎の骨の構造や神経、血管の位置を3次元的に把握できる歯科用CTによる診断が不可欠です。CT撮影により、個々の患者様に最適なインプラントの埋入位置や角度を精密に計画できます。 *当院では、被ばく量の少ない最新の歯科用CTを完備し、すべての患者様に術前のCT撮影を実施しています。*

基準② 術者の専門性・症例数 インプラントは高度な技術を要する治療です。日本口腔インプラント学会などの専門医や指導医といった資格は、術者の知識と技術力を示す一つの指標となります。また、年間や累計の症例数も、経験の豊富さを判断する上で重要な参考情報です。 *当院の執刀医は、グループ全体で30,000本以上のインプラント実績、特に難易度の高いザイゴマインプラントで1,000症例以上の経験を有しています。*

基準③ 静脈内鎮静法の対応 手術に対する恐怖心や不安が強い方のために、静脈内鎮静法という選択肢があります。点滴で鎮静剤を投与し、うたた寝をしているようなリラックスした状態で手術を受けることができる方法です。全身麻酔ではないため、体への負担も比較的少ないとされています。 *当院では、麻酔科医の管理のもと、静脈内鎮静法を用いた痛みに配慮した治療にも対応可能です(感じ方には個人差があります)。*

基準④ アフターケア・保証体制 インプラントを長持ちさせるには、治療後の定期的なメンテナンスが欠かせません。インプラント周囲炎などを予防し、長期的に安定した状態を保つためのアフターケア体制が整っているかを確認しましょう。また、万が一のトラブルに備えた保証制度の内容も重要です。 *当院では、専門の歯科衛生士によるメンテナンスプログラムを設け、長期的な口腔内の健康をサポートします。また、所定の条件を満たすことで適用される保証制度もご用意しています。*

基準⑤ インフォームドコンセントの質 治療を開始する前に、治療計画、メリット・デメリット、リスク、費用、そして他の治療法との比較などについて、患者が十分に理解し、納得できるまで説明(インフォームドコンセント)を尽くす姿勢がクリニックにあるかは、信頼関係を築く上で最も重要です。質問しやすい雰囲気か、専門用語ばかりでなく分かりやすい言葉で説明してくれるかを見極めましょう。 *当院では、患者様一人ひとりのご希望や不安に耳を傾け、複数の選択肢を提示しながら、ご納得いただけるまで丁寧に説明することを徹底しています。*

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インプラント治療の流れ・期間・費用の目安

インプラント治療は一般的に以下の流れで進められます。まず、カウンセリングで患者の希望や悩みを伺い、その後、CT撮影などの精密検査を経て詳細な治療計画を立案します。計画に同意いただけたら、インプラント体を顎の骨に埋め込む一次手術を行います。骨とインプラントが結合するまで数ヶ月の治癒期間を置いた後、アバットメントを連結する二次手術(省略される場合もあります)を経て、最終的な人工歯(上部構造)を製作・装着します。治療完了後も、長期的な安定のために定期的なメンテナンスが必要です。全体の治療期間は、骨の状態や治療計画により個人差がありますが、一般的には3ヶ月から1年程度が目安となります。費用については、保険適用外の自由診療となり、目安として片顎2,200,000円(税込)からとなります。骨の量が極端に少ないなど、難症例であるザイゴマインプラントが必要な場合は、1本あたり440,000円(税込)が追加でかかる場合があります。

FAQ

よくある質問

Q手術は痛いですか??

A

手術中は局所麻酔を十分に行うため、痛みを感じることはほとんどありません。術後に多少の痛みや腫れが出ることがありますが、通常は処方される鎮痛剤でコントロール可能です。不安が強い方には静脈内鎮静法という選択肢もあります。

Q治療期間はどのくらいかかりますか??

A

骨の状態や治療計画によって異なりますが、一般的にはインプラントの埋入から最終的な歯が入るまで、3ヶ月から1年程度が目安です。骨を増やす手術などが必要な場合は、さらに期間が長くなることがあります。

Qインプラントの寿命はどのくらいですか??

A

インプラント自体はチタン製で非常に丈夫ですが、天然の歯と同様に、日々のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠です。これらを怠るとインプラント周囲炎という病気になり、最悪の場合インプラントが抜け落ちることもあります。適切なケアを続けることで、10年、20年と長期的に機能することが期待できます。

Q保険は適用されますか??

A

インプラント治療は、一部の特殊な症例を除き、原則として公的医療保険が適用されない自由診療となります。そのため、治療費は全額自己負担となります。費用はクリニックや治療内容によって異なります。

Qメンテナンスはどのように行うのですか??

A

ご自宅での丁寧な歯磨きに加え、3ヶ月〜半年に1回程度、歯科医院での専門的なクリーニングや噛み合わせのチェックを受けることが推奨されます。これにより、インプラント周囲炎を予防し、インプラントを長持ちさせることが期待できます。

Qザイゴマインプラントとは何ですか??

A

上顎の骨が広範囲にわたって不足し、通常のインプラントが困難な場合に用いられる特殊な治療法です。頬骨(ザイゴマ)に長尺のインプラントを埋入することで、骨移植などの大きな手術を回避できる場合があります。高度な技術を要する治療法です。

Q費用がクリニックによって違うのはなぜですか??

A

インプラント治療は自由診療のため、各クリニックが独自に価格を設定しています。使用するインプラントメーカー、上部構造の材質、術者の技術料、設備の充実度、保証内容などが費用に反映されるため、クリニックによって差が生じます。

参考文献・出典

  • [1]公益社団法人日本口腔インプラント学会. "インプラントとは?". [https://www.shika-implant.org/min-implant/beginner/](https://www.shika-implant.org/min-implant/beginner/)
  • [2]厚生労働省. "医療法における病院等の広告規制について(医療広告ガイドライン)". [https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html](https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html)
  • [3]Esposito M, Grusovin MG, Willings M, Coulthard P, Worthington HV. The effectiveness of immediate, early, and conventional loading of dental implants: a Cochrane systematic review of randomized controlled clinical trials. Int J Oral Maxillofac Implants. 2007 Nov-Dec;22(6):893-904. PMID: 18271349.

記事監修

東海林弘子 院長

東海林弘子(しょうじ ひろこ)

ORCインプラントクリニック大磯 院長

資格・所属学会

歯科医師ICD Fellow(国際歯科学士会)厚生労働省臨床研修医指導医日本口腔インプラント学会会員国際歯周内科研究会認定医日本アンチエイジング歯科学会理事

学歴

昭和医科大学歯学部卒業

公開日:2025.09.10最終更新日:2026.03.22読了時間:8分

※本記事は医療広告ガイドラインに準拠して作成しています。治癒を保証するものではなく、治療効果には個人差があります。
詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。

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