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インプラントは保険適用になる?条件・自由診療との違い・費用を抑える方法を解説
費用
公開:2026.03.248分

インプラントは保険適用になる?条件・自由診療との違い・費用を抑える方法を解説

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東海林弘子 院長

監修:東海林弘子

ORCインプラントクリニック大磯 院長 / ICD Fellow

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【結論】この記事の要点

インプラント治療は、失った歯の機能と見た目を回復するための優れた治療法ですが、原則として公的医療保険が適用されない「自由診療」です。そのため、治療費は全額自己負担となり、高額になる傾向があります。しかし、ごく稀なケースでは保険適用が認められることがあります。具体的には、生まれつきあごの骨が大きく欠損している場合や、事故・病気(腫瘍など)で広範囲にわたってあごの骨を失った場合など、特定の診断名がつく症例に限られます。この記事では、保険適用の条件、自由診療との違い、そして医療費控除やデンタルローンといった費用軽減策について詳しく解説します。

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インプラント治療が保険適用になる稀なケースとは?

インプラント治療は基本的に自由診療ですが、例外的に保険適用となるケースが存在します。保険が適用されるのは、主に「病気や事故によって広範囲にわたり顎の骨を失った場合」や「先天的に顎の骨が欠損している場合」です。具体的には、①腫瘍や顎骨骨髄炎、外傷などにより、顎の骨の1/3以上が連続して欠損している状態、②生まれつき(先天性)の疾患により、顎の骨の1/3以上が連続して欠損している、または形成不全である状態、が挙げられます。これらの条件に加えて、治療を行う医療機関にも入院用ベッド20床以上などの厳しい施設基準が設けられています。したがって、一般的な歯科クリニックで受けるインプラント治療で保険が適用されることは、まずないと考えてよいでしょう。

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なぜ多くのインプラント治療は自由診療(自費)なのか?

多くのインプラント治療が保険適用外の自由診療となる主な理由は、日本の公的医療保険制度の目的にあります。公的医療保険は、国民が病気や怪我をした際に、誰もが最低限の医療を受けられるようにするための制度です。インプラント治療は、失った歯の機能回復に加えて、天然歯に近い見た目を取り戻す「審美性」の回復も大きな目的とします。このような審美性の追求は、「QOL(生活の質)の向上」を目的とした選択的な医療と見なされ、公的医療保険の範囲外とされています。虫歯や歯周病で歯を失った場合の治療は、ブリッジや入れ歯といった保険適用の治療法がすでに存在するため、それ以上の機能性や審美性を求めるインプラント治療は自由診療と位置づけられています。

— POINT

インプラント治療の費用負担を抑える3つの方法… … 次のセクションで詳しく解説します。

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インプラント治療の費用負担を抑える3つの方法

高額になりがちなインプラント治療ですが、費用負担を軽減する方法がいくつかあります。まず一つ目は「医療費控除」の活用です。1年間に支払った医療費の合計が10万円を超える場合に、所得税の一部が還付される制度で、インプラント治療も対象です。二つ目は「デンタルローン」の利用です。歯科治療に目的を限定したローンで、月々の負担を抑えながら計画的に支払いを進めることができます。三つ目は、信頼できるクリニックで適切な治療計画を立てることです。過剰な治療や不要なオプションを避け、長期的に安定する質の高い治療を受けることが、結果的に再治療のリスクを減らし、トータルコストを抑えることに繋がります。

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ORCインプラントクリニック大磯のご紹介

ORCインプラントクリニック大磯は、神奈川県中郡大磯町に位置する、インプラント治療に特化した歯科クリニックです。院長である東海林弘子は、昭和医科大学歯学部を卒業後、東京医科歯科大学大学院で研鑽を積み、33年にわたる包括的治療と、17年以上のAll-on-4ザイゴマインプラントの豊富な経験を有します。インプラント埋入本数は30,000本以上、All-on-4は3,000症例以上、ザイゴマインプラントは1,000症例以上の実績を誇ります。当院は「ZAGA Center」の日本初認定施設でもあり、世界水準の技術を提供しています。

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インプラント治療のリスク・副作用・費用に関する注記

インプラント治療は外科手術を伴うため、リスクや副作用の可能性があります。手術後には、痛み、腫れ、内出血、一時的なしびれなどが生じることがあります。また、稀にですが、下顎の神経麻痺や上顎洞への穿孔、インプラント周囲炎などの合併症が起こる可能性もあります。治療費用は、全額自己負担の自由診療となります。費用は、埋入するインプラントの本数、骨造成の有無、使用する材料などによって変動します。当院では、カウンセリング時に治療計画と費用について詳しくご説明いたします。

FAQ

よくある質問

Q虫歯で抜いた歯のインプラントは保険適用になりますか?

A

いいえ、虫歯や歯周病が原因で歯を失った場合のインプラント治療は、保険適用の対象外となります。保険が適用されるのは、事故や先天性の病気で広範囲に顎の骨を失った場合など、ごく限られた特殊なケースのみです。

Q医療費控除の申請はいつ、どのように行えばよいですか?

A

医療費控除は、毎年2月16日から3月15日までの確定申告の期間中に、ご自身の住所地を管轄する税務署へ申告します。申告には、治療費の領収書や交通費の記録などが必要になりますので、大切に保管しておきましょう。

Qデンタルローンの審査は厳しいですか?

A

審査の基準はローンを提供する金融機関によって異なりますが、一般的には安定した収入があることが条件となります。正社員だけでなく、パートやアルバイト、年金受給者でも申し込める場合があります。

Qなぜ自由診療のクリニックによって費用が違うのですか?

A

自由診療の費用は、各クリニックが独自に設定できるためです。費用には、インプラントメーカーの違い、使用する材料の品質、歯科医師やスタッフの技術料、設備の充実度、保証の有無などが反映されます。

QAll-on-4とはどのような治療ですか?

A

All-on-4(オールオンフォー)は、すべての歯を失った方のためのインプラント治療法です。片顎につき最小4本のインプラントを埋入し、その日のうちに固定式の仮歯を装着します。当院では片顎2,200,000円(税込)からご提供しています。

参考文献・出典

  • [1]厚生労働省「先進医療の概要について」
  • [2]国税庁「No.1122 医療費を支払ったとき(医療費控除)」
  • [3]公益社団法人日本口腔インプラント学会「口腔インプラント治療指針」

記事監修

東海林弘子 院長

東海林弘子(しょうじ ひろこ)

ORCインプラントクリニック大磯 院長

資格・所属学会

歯科医師ICD Fellow(国際歯科学士会)厚生労働省臨床研修医指導医日本口腔インプラント学会会員国際歯周内科研究会認定医日本アンチエイジング歯科学会理事

学歴

昭和医科大学歯学部卒業

公開日:2026.03.24最終更新日:2026.03.24読了時間:8分

※本記事は医療広告ガイドラインに準拠して作成しています。治癒を保証するものではなく、治療効果には個人差があります。
詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。

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